網膜裂孔                      2007/11/24

 

病気ネタが多くなって申し訳ないが・・・・・。

とうとう、確実に自分の老化を認めざるを得ない病気に罹ってしまった。

読んで字の如しで、網膜が硝子体に引っ張られ、裂け目ができ、放置しておくと

網膜剥離になるという病気だ。

通常は60代に発症例が多いが、強度の近視の場合、もっと早く発症するそうだ。

詳しい説明は以下のページでどうぞ。

http://www.skk-health.net/me/12/index.html#CHAP2

 

私の症状は、昨日(11/23)、右目に障子の破れ目から漏れたような光を感じた。

おかしいと思いつつ、仕事の忙しさに紛れて放置しておいたところ、一時間ほどで気に

ならなくなった。ところが、夜になって、右目だけが、霞がかかったようになってしまった。

医者へ行こうとしても、祝日で休みなので、仕方なく待った。

 今朝になってもその霞は取れず、飛蚊症がひどくなっていた。

土曜日で、近くの眼科は開いていたのですぐに行った。検査の結果、この病気に間違いないが

レーザーが届くかどうか、ギリギリの周辺部なので、大きな病院へ行くように勧められた。

 放置すると、網膜剥離は、一日で進むこともあると言われたので、すぐに病院へ行った。

再検査で写真を撮り調べた結果、半月状に裂け目ができ、その周辺ではすでに剥離が始まっている

との説明を受けた。光が届きにくい部分にあり、完治可能かどうか分からないが、放置しては

置けないということで、レーザー光凝固で手術してもらった。

手術自体は、麻酔の目薬を差すだけで、たいしたことは何もなく、痛みもほとんど感じなかった。

 しかし、やはり、周辺部のため、通常、三列にわたってレーザーを照射するところを

部分的に、一列しかできなかったところがあった。裂孔は剥離が広がりにくい部分だから、

たぶん大丈夫だろうが、定期的に検診を受けるように言われた。

 もし、剥離が広がれば、メスを入れなければならないそうだ。

 

私はもう高年と言える年齢だが、中高年ピアノは、老化との闘いだと、身に沁みて

感じた一日だった。